Cafe cotton のデザインについて
Cafe cotton
荒尾市原万田国道208号線沿い
業種 カフェ・レストラン
創業 昭和54年(27年目)
名称 有限会社コットン 代表取締役 入江公英
リニューアルオープン平成16年4月

このお店は今から27年前にコーヒーショップの先がけとしてコットンオーナーの入江公英さんが独立開業した。
私が手がけた初めての仕事であったし初めてのお客さんでもあった。当時私は思いあって店舗設計施工の会社を退職してその息抜きに別府へ家族旅行に行った。帰ったらすぐ同僚から「松野さん探しましたよ。実は荒尾で喫茶店をしたいという友人が居ますが話を聞いてみます?」との電話であった。同僚に事情を聞いてみると私が適任だとの事だったらしい。早速荒尾に出向き入江さんと面談した。今まで東京のグラフィックデザイン会社に勤めていたが、出身地の荒尾で喫茶店をするために帰った。土地は200坪208号線沿いに確保した。店作りの事を友人に相談したら松野さんの事を聞いた。
まさにグッタィミング神からのプレゼントかとも思える様な実に良い出逢いであった。その日のうちに入江さんとすっかり意気投合してマスタープランと事業収支計画書作りに取り掛かった。プラン作りから建築着工、完成オープンまで約半年。楽しい日々が続いた。
その後順風満帆に好成績を上げながら福岡店出店も実現した。
かくしてオープン後はや27年の歳月が流れ、時代の激変と共に業態を変更せざるをえない時期がやってきた。途中数回のリニューアルを繰り返してきたが近隣に競合店の出現やコンビニなどとの異業種競争などの影響を受けて一般的な飲食店同様売上がだんだん下降線へと向かっていった。
今回は再度元気を取り戻してカフェの地域一番店に返り咲くのが目的である。
@ 老巧化した外装のイメージアップ
A 入口周りとトイレを広くおしゃれに大改造
B 店内空間を広くゆとりのあるサロンへと売り場増床
C 厨房を機能的で動きやすい導線変更
D 現在ギリギリ14台の駐車場を隣接地を借りて10台増やし24台が広くゆっくり駐車しやすいように土地確保
等の顧客吸引経営安定大作戦を実行した。
より多くのお客さんがコットンのフアンとなり、楽しい語らいとおしゃれな食の文化をゆとりある空間の提供が出来る事を願ってリニューアルオープンした。
地域に根ざしたコットンブランドをより強固なものにしてますます繁盛する事を祈ります。
松野