アニーの店舗デザインについて

新生アニー誕生78パーセント減の省エネ店

何のため金をかけてお店をきれいにするのか?
これには必ずその目的が存在する。
近くに競合店が出来て売上げがだんだん少なくなってきた。あるいは新しい人気商品を売るためにそのコーナーを追加して改装する。または商品や売り方が時代に取り残され全くお客に相手にされなくなったので新たに業種転換と経営の建て直しをする。など動機はさまざまである。
でもお客様が遠のいてからでは元の繁盛を取り戻すのは指南の技で早め早めの対策が絶対に必要となる。

このアニーも同じで近くに大型ショッピングセンターの出店により売上げやお客様の買い物動向が大きく変わった。
このままではジリ貧かこのショッピングセンターの仲間に歯抜けの店舗が出る危険が予測される。
そこで早めの対策として、今回店舗全面リニューアルを決行した。

地域一番店とか地域に愛されるお店とか良く耳にする聞きなれた言葉である。しかし本当にお客様にとって一番のメリットがあるお店とはを考えて、「お客様が絶対的に必要である。」と思う店に生まれ変わらなければリニューアルしても何の意味もない。

ここで実行したのが
@ 生鮮品の充実と地域他店に負けない品揃え
A 商品の見易さ、買いやすさのためのスムーズな導線改良
B エネルギー削減CO2削減のための省エネ対策
この3本柱をコンセプトに短期間で集中突貫工事が完了した。

生鮮売り場のは今までの狭いイメージから開放され、広い通路と中央の島陳列を配したことで広い開放感と賑わい感が出ていきいきした生鮮コーナーに生まれ変わった。
明るさもケース上照明を160Wメタハライドから78パーセント削減の35Wメタハライトに変更し、なお明るさは商品位置で2300から2500ルクスと今までより30パーセント位明るく感じる照明効果が生み出された。

明るく買いやすいお店になっただけでもお客様は格段に増えるものである。